安寧天皇 磯城津彦玉手看天皇

日本書紀 巻第四

安寧天皇 磯城津彦玉手看天皇

 元年冬十月十一日、綾靖天皇を倭の桃花鳥田丘上陵(橿原市大字四条字田井ノ坪)に葬った。先の皇后を尊んで皇太后と申し上げた。この年、太歳癸丑。


ヘロドトス 歴史 巻二 エウテルペの巻

 一 キュロスの歿後、カンビュセスが王位を継いだ。カンビュセスはキュロスを父とし、母はパルナスぺスの娘カッサンダネといった。

 二 この計画は王の思いどおりにいって、羊飼は言いつけられたとおりを行なって二年たったある日のこと、小屋の戸を開けて中へ入ると、二人の子供は手を延べて彼のところへ駈けより「べコス」といった。

 一八〇 デルポイの氏子同盟が現在のデルポイ神殿の建造を三百タラントンで請負わせることになった時――もとの神殿は失火で焼失したのである――、デルポイ人が費用の四分の一を負担せねばならなくなった。