2470-01-01から1日間の記事一覧
日本書紀 巻第一 神代 上〔一〕昔、天と地が分れず、陰の気と陽の気も分れず、混沌として未分化のさまはあたかも鶏の卵のようであり、ほの暗く見分けにくいけれども物事が生れようとする兆候を含んでいた。その澄んで明るい気が薄くたなびいて天となり、重く…
日本書紀 巻第一 神代 上〔一〕昔、天と地が分れず、陰の気と陽の気も分れず、混沌として未分化のさまはあたかも鶏の卵のようであり、ほの暗く見分けにくいけれども物事が生れようとする兆候を含んでいた。その澄んで明るい気が薄くたなびいて天となり、重く…