論衡 異虚篇 ―異変や災害にたいする説明の嘘をただすこと―

論衡 異虚篇 ―異変や災害にたいする説明の嘘をただすこと―

 さても、周が滅びる兆は夏のときに現われたのだからして、また桑と楮が生えたのは肘王(殷朝最後の王。前一二世紀)が滅びるために出たのではないと、どうしてわかるだろうか。